秋山中との交流
- 2024/01/24
- R6年1月
スキーから帰るとすぐにくじら組は凧の完成に取りかかります。
この時期は、コマ回し、凧づくり、スキー、竹馬など多くの遊びに挑戦しますが、子どもたちは驚くほど短時間でそれらを習得し、楽しむことができます。
あおぞらの保育は練習をしません。全くしないというわけではないのですが、あそびそのものがその後のより高度なあそびへとつながっています。一度やり方を知ると、自分で考え、試行錯誤しながら互いに教え合ったり、励ましたりして、最後の1人ができるまであきらめずに取り組みます。
体幹から指先まで、全身を使ったあそびを一つひとつ身につけていく中で、強い身体ができると、しっかりとした描線や、ハサミなどの道具を正確に使いこなせるようになります。
凧は、そのあそびの特性上、軽さや、バランス、丈夫さなど、うまく上がるために多くの要素を必要とします。
うまく上がらなければ、工夫し、調整しながら何度でも挑戦する。
強い身体がもたらす恩恵を日々感じるこの時期は、多くの保育士にとっても自らの実践の成果を感じる貴重な時間となっています。
今年の年長のスキーは沼尻スキー場でした。
磐梯青少年交流の家に泊まって2泊3日生活をともにしました。
スキーを頑張ることはもちろんですが、食事や身の回りのことなど、今まで保育園で繰り返し身につけてきた生活力が発揮される場面が沢山見られました。
同行した保護者の方からも、「家では見られないしっかりした姿が見られて嬉しい」「集団生活でこんなにも成長するものなのか」と感動しきりでした。
お家の方に沢山成長する姿を見ていただけて、園としても嬉しい限りです。また、たくさんのサポートをいただき感謝申し上げます。
いよいよ保育園の生活も大詰めですが、まだまだ保育も彼らの成長も続きます。ここから卒園までのさらなる成長を楽しみにしていただきたいと思います。