凧を作る
- 2024/01/22
- R6年1月
スキーから帰るとすぐにくじら組は凧の完成に取りかかります。
この時期は、コマ回し、凧づくり、スキー、竹馬など多くの遊びに挑戦しますが、子どもたちは驚くほど短時間でそれらを習得し、楽しむことができます。
あおぞらの保育は練習をしません。全くしないというわけではないのですが、あそびそのものがその後のより高度なあそびへとつながっています。一度やり方を知ると、自分で考え、試行錯誤しながら互いに教え合ったり、励ましたりして、最後の1人ができるまであきらめずに取り組みます。
体幹から指先まで、全身を使ったあそびを一つひとつ身につけていく中で、強い身体ができると、しっかりとした描線や、ハサミなどの道具を正確に使いこなせるようになります。
凧は、そのあそびの特性上、軽さや、バランス、丈夫さなど、うまく上がるために多くの要素を必要とします。
うまく上がらなければ、工夫し、調整しながら何度でも挑戦する。
強い身体がもたらす恩恵を日々感じるこの時期は、多くの保育士にとっても自らの実践の成果を感じる貴重な時間となっています。